未来をひらく
2025.03.21
ニセコ環境焼却炉物語
時代とともに進化する焼却炉
1988年の廃棄物処理部門開設以来、様々な廃棄物処理施設を導入してきました。
2018年頃からは、後志エリアのリゾート地としての発展に伴い廃棄物排出量が増加。そして感染症の流行による感染性廃棄物の増加などの時代背景もあり、2021年、新たな焼却施設を導入いたしました。
熱エネルギーを有効利用
弊社が導入した施設は「乾溜ガス化燃焼プラント」といいます。

乾溜ガス化炉の中に廃棄物を一括投入し、外気と触れさせずに加熱、つまり蒸し焼きにすることで、有機物から可燃性のガスが発生します(乾溜)。そのガスを燃焼させるシステムの焼却装置が「乾溜ガス化燃焼プラント」です。

焼却の工程で発生する温水をロードヒーティングに利用するなど、発生する熱エネルギーを有効利用しております。